友人のカメラマン、Banazoさんからメール。
以下文面
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お変わりありませんか?
私は東北の震災ボランティアから先日帰宅しました。
悲しい出来事の連続で、涙涙の1週間。
ボランティアも少なくて人が全く足りず、短期間で7名亡くなりました。規則、法律、条例に基づくと何もできない日本。
政府役人の言葉にアングリでした。法律を守って人が死ぬならそれはそれだ!と言う宮城県職員の言葉は、そこに被災者ありきではなく、まず自分の肩書きや保身第一で動く今の日本人の平和呆けした法治国家と言う成熟した世の黒い部分をみました。
自分さえ良ければそれでよい。いつからか日本人はこうなってしまいました。勿論、素晴らしい人もまた多いのは事実。
しかし、人の命は法律に負け、法律により守られないのだと理解しました。国全体が少子推進委員会、そして、人口減少推進本部でもあるのだなと分かった時間でもありました。
こういう未曽有の被害があり想定してなかった災害が起こったときの対応で、本来の日本政府の姿が見えてきます。
もっと人間味のある事はできないのか!!
被災地の現実は引きちぎられた腕や足は瓦礫の下にゴロゴロしてます。カモメは 死体の目の玉をくり抜き食べてます。
赤子を抱いたお母さんの傷だらけの死体。
目を覆うような光景が極自然にそこにはありました。生き物はいつか死ぬ。自然の定理ですね。
そこに法律や規則を持ち込んではいけないのでしょう。
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現場を見、知るからこその言葉は重い。