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展覧会出品作品 11点目
松林図 (しょうりんず)
国宝「松林図屏風」。長谷川等伯が武士の世界に翻弄されながら命をかけて描き上げた。故郷、能登の松林を思い出し暗闇の中を無心に描いた。気に入るもので無くば命を取ると言った太閤秀吉さえも、これを観た時、涙したと言う。
私が写した松林図がどこで有るかは問題ではない。探しても無駄、こんな風景はどこにも無い。私のイメージの中にある風景なのだから。
「私は私の見た世界を、皆に見せる為の機械だ。」ジガ・ヴェルトフ (映画監督)