昨夜は丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館へ。
目当ては今回がシリーズ最終となる「杉本博司 アートの起源 宗教」。
そしてこの作品の中を舞踊家 首藤泰之 氏がダンス・パフォーマンスを展開する。
さらに、この二人が対談、何が何でも見なければってことで。
首藤氏の鍛え上げられた肉体、しなかな動きは人間の進化を見る様でした。
杉本氏の作品は「海景」と「仏の海」。
特に私が見たかったのは仏の。
京都の三十三間堂の千体仏が朝日に照らされ浮かび上がる様は平安時代の人が見ようとした光景。
一瞬のタイムスリップ。
私が京都で体験した記憶がよみがえる。
光学ガラスでつくられた五輪塔。
釈迦の遺骨を納めた仏舎利を祀る五輪塔を浄土と穢土をつなぐ光を遮ることの無い光学ガラスで造るとは。
しかも、そこには自らの意識の源「海景」を納める。
まさに脱帽。
いい刺激をもらいました。
沖縄にて(リコーGX-100)