フリーカメラマンの知人が廃業した。
あるクライアントさんの仕事で年に2度ほど顔を合わせる間柄だった。
無精ヒゲに大きな声の情熱ある人。
理由は解らないけれど、このご時世カメラマンが食べて行くのは大変。
特に田舎では撮影費が削られ、仕事も減る一方。
デジタルカメラのおかげで誰でもそれなりに写真が撮れてしまう現代。
プロみたいなカメラマンが巷には大勢。
責任感のある、感動をもらえる。
そんな仕事の出来る全うなカメラマンがやっていけない。
それを価値観の変化だけと考えたくは無い。
こころには一足早い秋風が吹く。