高知県立美術館での「大原治雄 写真展」。
高知からブラジルへ移民し農家として生計を立てた大原。
日々の生活や家族を撮っていた。
1940年代に趣味で写真をして当然暗室も持っているから、そこそこ裕福だったのだろうか?
作品は割と演出したと思われるものが多かった。(悪いという意味ではない。)
なにより家族へそそがれる愛情の深さを感じた。
なかでも妻へのそれは特別に。
私は家族へこんな風にレンズを向けられていない。
取り戻せない過去を悔やんだ。
これからはその分の罪滅ぼしをしなければ。
塩塚高原で日没後