先日の前撮りでの事。
いつもの様にスピードライト600EXIIをオフカメラで
コントロールは純正トランスミッターのST−E3RT。
以前はマニュアルで操作してましたが、スナップで使用する様になってからはETTLの方が手っ取り早く、複数のスピードライトの光量比設定して全体の光量はカメラ側で光量補正という流れ。
それがこの日一発目の撮影でトラブル発生。
カメラの光量補正がー1/3を示した状態で点滅して動かない。
取り敢えずマニュアルで撮影しお色直しの時間にチェック。
電池を抜いての電源オフ、シューの接点、レンズ他、考えられる事は全部試すも治らない。
いつも2台持ってるトランスミッターも生憎の遠く離れた車の中。
仕方無いので最後の砦CPSに電話。
ところが担当してくれたスタッフも???
カスタマーのサポートに何か情報はないか調べてもらうも空振り。
一旦頭の中をリセット。
今日はマニュアルで行こう。
ETTLなら1/128より小さな発光も可能だけど、日中シンクロだから必要なのは大きな出力なので問題ない。
と思った時にもしや!?
ST–E3RTの調光補正表示もカメラ同様に-1/3。
ビンゴ!
こっちの補正が効いてたのでカメラ側が動かなかった!
普段こっち側はまったく使わないのに誤操作で動かせてしまったのだろう。
やっと安堵。
自分が原因では有りましたが、メカのユーザーインターフェースの悪さが招いたとも言えるトラブル。
なんせ、メーカーですら解決出来なかったのですから。
日本のメーカーはものづくりに関しては定評有りますが、こういった部分は海外メーカーが進んでる。
頑張れニッポン!
写真はロケ最後に行った三豊市の父母ケ浜